火は仕えぬひはつかえぬ

慢心を戒める言葉。

人間は火を自分の思い通りに使えると錯覚しているが、火が人間のために仕えることなどない。むしろ人間のほうこそが火を使っているように見えて、火を怒らせて火事にならぬよう、主人に対するように神経をつかい、仕えているのだ、の意から。


参考文献

『ラシード』(ユリル・ディーレン)


類義・対義

類義:「氷を水には出来るが水を氷には出来ぬ」(リーネイク族)


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