あり得ないことのたとえ。期待してはいけない、という文脈で使う。
ミーリィは、群れで獲物を襲う水棲生物。背びれが鋭い刃状になっており、上から下に弧を描くように切りつけ、パクッとあいた傷口に、群れで一斉に飛び込んでいき、獲物の体内に生きたまま侵入して中から食い荒らすという恐るべき生態から、古代より人類に忌み嫌われてきた。
ミーリィには「貪欲」というイメージが付与されているため、満腹していることなどあり得ない、だからミーリィが満腹していて助かるかもしれない、などと期待をするな・・・・・・ということから。
参考文献
『生物種類別ことわざ辞典「ボフリ」』(ディレル・アーティ)
類義・対義
類義:「セレンディール人が転ぶ」(ラヴェニール文明)
類義:「ヴェルナトールの涙」(ルウェイン文明)
類義:「ボフリが逃げる」(レクール族)