氷の碑文こおりのひぶん

言葉(教訓や知識も含む)は、状況が変われば意味を成さなくなる可能性がある、の意。

現代では一般に、状況が変わった途端、反故にされる信用できない言葉、の意で用いられることが多い。

氷でつくられた碑文は、文字が刻まれた時の状態(低い気温)のままであれば強固だが、気温が上昇するなど環境が変わればあっさり溶けてしまい、碑文もそこに刻まれた言葉も残らない、ということから。


参考文献

『ラヴェニール文明 ことわざ辞典』(セレンディール言語大学)

『氷言辞典』


類義・対義

類義:「積雪道標」(ラディール)

対義:「どの海でもボフリはボフリ」

対義:「グムーヴ愚痴はどこでも盛り上がる」(パディア)


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