槍作らんと枝折ってヴァルード呼ぶ(やりつくらんとえだおってう゛ぁるーどよぶ) し - 神話・伝説・民話由来 せ - 生物 準備不足が致命的な結果になること。中途半端な対応はしないほうがマシであるという戒め。 ある旅人が槍(武器)を忘れたため、枝を折って槍を作ることにしたが、そのせいでヴァルード(大型肉食獣)に枝を折る音を聞かれてしまい、襲われてしまったという、ニール族の故事が由来。 訳注 ヴァルード:巨大な牙と敏捷な動き、獰猛さで恐れられる大型の肉食獣。 参考文献 『生物種類別ことわざ辞典「ヴァルード」』(ディレル・アーティ) 『ニール族の言葉』(エアル・メレディー)