人は、元気なうちは愛想よいが、疲れてくるとイライラして怒りっぽくなるもの。転じて、大事な商談は早い時間のうちに済ませておけ、という教え。
レムンは友好的な動物で、ボフリは攻撃的な動物であることから。
ヴェリアートの貿易商人達の間でよく用いられていた言葉。
訳注
レムン:地球で言えば、犬、猫に相当するポジションの動物。非常に友好的で賢いため、家族として共に暮らす人が多い。レルンという陸上最大級の草食動物と極めて緊密な共生関係にあることでよく知られている。レムンがレルンの幼獣の世話をしてやったりする代わりに、レルンはレムンが捕食生物などに襲われると凶暴化して、徹底的に戦う。
ボフリ:大型の水棲生物。肉食性で、ソウコウリディンなどを捕食する。巨大な牙が特徴的。非常に気性が荒く、古から漁師やダイバーに恐れられており、「気性が激しい」「凶暴」「乱暴」の代名詞的存在となっている。良くも悪くも「(性格や信念などが)変わらない」ということのたとえとして用いられることが多い。
参考文献
『生物種類別ことわざ辞典「レムン」』(ディレル・アーティ)
『生物種類別ことわざ辞典「ボフリ」』(ディレル・アーティ)