レルンに乗ってアルナディールと口論するれるんにのってあるなでぃーるとこうろんする

強者の庇護の下で、本来なら対等に扱ってもらえない相手と対等な気になること。そしてそのことに気付いてもいない、というかなり強い侮蔑のニュアンスを含む。

アルナディールと対等なのはレルンであって、乗っている者ではない、の意から。


訳注

レルン:陸上最大級の草食性動物。良質の毛が採れるため、古代から飼育されてきた。レルンとレムンは、極めて緊密な共生関係にあることでよく知られている。レムンがレルンの幼獣の世話をしてやったりする代わりに、レムンがヴァルードなどの天敵に襲われると徹底的に戦うため、この関係に関連した神話や民話、ことわざなどが多い。信頼関係を築けば人間もレムンと同様に守ってくれるため、「守護者」とも呼ばれる。

アルナディール:ルグディール大陸に生息する、全長20mほどになる超大型肉食獣。古代から、強さや勇猛さの象徴として、武器や防具、建物の装飾、絵画などの題材とされてきた。


参考文献

『生物種類別ことわざ辞典「レルン」』(ディレル・アーティ)

『生物種類別ことわざ辞典「アルナディール」』(ディレル・アーティ)


類義・対義

類義:「背中からの命令」(ルウェイン)


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