ムーフィの尾を掴むむーふぃのおをつかむ

扱い方を誤ること。

ムーフィは危険を感じると尾を一気に膨らませるので、捕まえる時に、尾はつかまない(つかみにくい)。

「刃を握る」とは違い、単純に扱い方が間違っている、ということだけを意味し、痛い目に遭うというような意味合いはない。


訳注

ムーフィ:小型の草食動物。全身がフカフカの毛に覆われていることから、ケダマとも呼ばれる。攻撃性皆無と言っていいほどに、大人しい性質。捕食動物に捕まって飲み込まれそうになると、尾を瞬時に数倍の大きさに膨らませ、喉に詰まらせてたまらず吐き出させる、というユニーク且つ平和的な防御手段を持っていることから、この生態に関連した諺や格言が多い。毛の有用性などについて称えられる一方、(飼育下では特に)ほとんど何も気にしないような振る舞いに見えるため、良くも悪くも物事に無頓着であることの表現としてよくことわざや民話などで登場する。


参考文献

『生物種類別ことわざ辞典「ムーフィ」』(ディレル・アーティ)


類義・対義

類義:「刃を握る」(レスターン)


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