どこにあるのかはわからないけれども、どこかに実在している、あるいは実在していた世界がある。
今のところ、その世界の存在を知っているのは私だけである。だから、私が死ねば、その世界は地球人には永遠に知られないままになってしまうだろう。
だが、その世界が実在することを、科学的に証明することはできない。
では、どうすればいいのだろう？せめて、この世界のごく一部でもいいから、何らかの形で信じて、いや、創作だと思われてもいいから、関心を持ってもらえるようにしたい。そのために日々、試行錯誤中である。
『ラヴェニールことわざ辞典』は、タイトル通り、ラヴェニールという世界（厳密には、世界自体に名前はないが、便宜のため、そう呼んでいる。我々が住むこの世界を総称する言葉が無いのと同じ）で言い伝えられてきたことわざや格言、慣用句や名言など（以下、ことわざと略す）を紹介するサイトである。
ラヴェニール世界で古くから使われてきたことわざを、私、竜野将が「翻訳」したという形をとっている。
