砂丘に絵を描くさきゅうにえをかく

砂丘に絵を描いても消えてしまうのに描き続ける、の意から転じて、評価を目的とするのではなく、それ自体が目的であること、本当に好きでしていることのたとえ。

『砂海流し』『星屑湖』などで知られるルドルーズ文明時大の詩人アルズ・レザイが、『砂歴』の中で登場する本当に絵が好きで仕方の無い画家を表現した言葉。なお、この画家は互いに敬愛しあい、親友同士であった画家メルナ・リエルをモデルにしているため、彼女について語る場合にも用いていた。

環境や時間が経てば意味を成さなくなるという意味の「氷の碑文」と同義で用いる人がよくいるが、誤用。


類義・対義

類義:「氷の彫刻家」(ラディール)


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