クルム石と再会するくるむいしとさいかいする

非常に珍しい出来事。良い出来事にのみ、用いる。

クルム石は、古代からルドルーズ砂漠(通称・砂海)で受け継がれてきた伝統儀式「砂海流し(クルム置き)」で使われる石のこと。砂漠を旅する人が、旅の安全を願って、クルムの形に彫ったクルム石を、砂海に置いてくる。砂海に住むクルム(石)の数が多ければ多いほど、砂漠が穏やかになると言われている。広大な砂海で、自分が「放流」したクルム石と再会できることなど、滅多にないため、再会できた場合は、非常な幸運が訪れるとされている。そのことが由来となったことわざ。


参考文献

『クルム置き』(クルム文化博物館)

『クルム石図鑑』(クルム文化博物館)

『砂海流し ─ 硬い石の柔らかい考え方』(カイム・イネル)


類義・対義

類義:「砂海で再会」(マイカ・メナナ)

対義:「嵐になりボフリに舟沈められレンディスに襲われてミーリィに喰われる」(ヴェリアート)


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