守らせること能わずまもらせることあたわず

信頼関係は強要できない、の意。

レルンに「自分を守れ」と命令することは出来ない(しても無意味)。日々の信頼関係により、レルンが「仲間」だと認識してくれれば、守ってくれるようになることから。


訳注

レルン:陸上最大級の草食性動物。良質の毛が採れるため、古代から飼育されてきた。レルンとレムンは、極めて緊密な共生関係にあることでよく知られている。レムンがレルンの幼獣の世話をしてやったりする代わりに、レムンがヴァルードなどの天敵に襲われると徹底的に戦うため、この関係に関連した神話や民話、ことわざなどが多い。信頼関係を築けば人間もレムンと同様に守ってくれるため、「守護者」とも呼ばれる。


参考文献

『生物種類別ことわざ辞典「レルン」』(ディレル・アーティ)


類義・対義

類義:「飛ばせることは出来ず」(ジュズリード竜鳥院)


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