リーンの見積もりりーんのみつもり

まだ得てもいない成果を当てにして、その後の計画を立てること。


訳注

リーン:シルエットがリズディール類(竜鳥)に酷似している為、「小さなリズディール」とも呼ばれる虫。セレンディール文明以前のレゴールなどでは、ステータスシンボルとして貴族や富裕層に絶大な人気があり、一匹を入手するために豪邸を建てられるほどの巨額を費やした。この為、リーン類専門のハンターもいたが、リーン・ハンターの多くは命を落としたり破産したりするなど、悲劇に見舞われていたことでもよく知られている。そして、その多くは命を賭けねば生涯、悲惨な暮らしから逃れられないような社会的弱者であった。そういった歴的背景からリーンには、欲望や虚栄心、富、熱狂、また、それらによる破滅といったイメージがあり、文学や美術、ことわざなどに象徴として用いられる。


参考文献

『生物種類別ことわざ辞典「リーン」』(ディレル・アーティ)

リーン・ハンター』(ミーレイ・イスト)

『リーン狂い』(リーズ・ヴァナー)

『リーンハンター名簿』(レゴール国立中央リーン博物館)


Facebooktwitterlinkedininstagramflickrfoursquaremail
同じタグの他のことわざ