今日の嵐より明日の小雨を憂える(きょうのあらしよりあすのこさめをうれえる) 人はまだ起こっていないことに不安や面倒臭さを感じるということのたとえ。 すでにその状況にいる時は、それなりにひどい状況でも案外、平然としていられるものだが、明日のことを考えると面倒臭くなったり憂鬱になったりするものであることから。 いざ起こってみれば、不安に思っていたことも大したことはないと思うものだから、あまり先のことを悩むな、という文脈で使うことが多い。