ミームを守るみーむをまもる

目的と手段が逆転してしまうこと。

巨体ながら丸っこい体型にモフモフの体毛、大きな耳に翼のような太い腕など、ユーモラスな雰囲気があり、なかなか可愛らしいのだが、実はその太い腕から繰り出される爪の一撃は、人間の頭部を吹っ飛ばす程、恐ろしい力を秘めているミーム。野生ではかなり危険な動物だが、幼獣の頃から人間に育てられれば非常によくなつくので、かつてはボディガードとして飼育する貴族や富裕商人もいた。

ところがこのミーム、なつくと実に可愛らしい。そのため、自分を守らせるために飼育したにも関わらず、逆に、ミームが危険な目に遭わないよう、護衛をつける・・・・・・ということをしてしまう者が結構、いたらしい。

「リーンに魅入られる」と類義だが、「ミームを守る」のほうには「悲惨な結果」というような意味合いはなく、微笑ましさや愉快さというニュアンスがある。


参考文献

『生物種類別ことわざ辞典「ミーム」』(ディレル・アーティ)


類義・対義

類義:「リーンに魅入られる」(レゴール)

類義:「宝剣を守って死ぬ」(ラヴェニール文明)

類義:「肥料で野菜が肥料になる」(イザ)


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