時間はかかるかもしれないが、いずれ必ず、追いつかれる、その時がやって来る、の意。
死の暗喩として用いられることが多い。
訳注
ジーヴァル:中型の捕食生物。スカベンジャー(腐肉食)だが、屍肉しか食べないわけではなく、チャンスがあれば小動物を捕食したり、時には群れで大きめの獲物を狩ることもあり、獲物も選ばない。環境に対しての適応力もかなり高く、草原、森林、砂漠、沼地など、食べるものさえ確保できる場所なら、おおむねどんな場所にでも適応する柔軟さ、背中のコブに脂肪を蓄える能力で飢え・渇きにも強い。また、異常に思えるほどのスタミナと鋭い嗅覚を誇り、弱った獲物をどこまでも追い続ける。
ネグ族:ヴェラル大陸の中央を流れる、世界三大河の一つであるナンツ・ヴェラク河流域の部族。ナンツ・ヴェラク河固有種のヴェラクアメウルムの体色・模様をモチーフとした、目を引く華麗な深紅の衣装や装飾で有名。
参考文献
『生物種類別ことわざ辞典「ジーヴァル」』(ディレル・アーティ)