最大級の敬意を表すこと。
ルグディール族の文化と、史実が由来。
ルグディール族では、タトゥーは彼らの信仰する「竜」への忠誠心をあらわす非常に神聖なものであり、「資格なきもの」がタトゥーを入れることは禁じられている。かつて、「タトゥー剥がし」と呼ばれ、恐れられたルグディール族の伝説的な戦士などは、その呼び名の通り、「資格なき者」達のタトゥーを皮膚ごとひっぺがすという恐ろし過ぎることをしてまわり、超大国レゴールの軍隊を動揺させたほどである。
セレンディール文明創始者ラヴェニールの親友であり後継者でもあったラックを、当時のルグディール族の族長であるゼルディールという人物が生涯、守り抜いた。このゼルディールや前述の「タトゥー剥がし」が、ラヴェニールやラックらに敬意を表し、粘り強くタトゥーを勧め続けたという逸話が、もとになっている。なお、ラックは最終的に根負けしてタトゥーを入れることに同意し、レムールのタトゥーを入れている。
参考文献
『ルグディール族とタトゥー』(レクト・ヴェルーフ)
『守護者』(レクト・ヴェルーフ)
類義・対義
対義:「タトゥーを剥がされる」