ニール族の矢にーるぞくのや

失敗しないことや非常に有能な人、質の良い道具などのたとえ。

セレンディール文明創始者ラヴェニール側について超大国レゴールなどを相手に戦ったニール族は、全員が弓矢の達人であり、レゴール側の兵に「ニール族の矢は放たれたら必ず当たる(誰かが死ぬ)」と、銃以上に恐れられた。そのことから、反レゴールの人々がニール族を称えて用い始めたのが由来。

経営者などが、有能な部下がいないことを嘆き、「はぁ、ニール族の矢が欲しいよ」などと嫌みを言ったりする。部下は部下で、「さっさと背中から落ちろ!」などと心の中で罵倒している。なお、「背中から落ちる」とは、レルンの背中から落ちる、を省略したもので、権力ある立場から失墜することの意。


参考文献

『武器言辞典』(レヴァーク武器博物館 / 編)


類義・対義

類義:「セレンディール人の剣」(ラヴェニール文明 / ルウェイン文明)


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