異常なくらいに集中すること、夢中になること。美への常軌を逸した執着の意でも用いる。
リューズは、ラヴェニール文明時代の舞踏芸術。常軌を逸した訓練と予算によって神懸かり的ともいえる領域に達し、観るものを魅了した。非人間的なまでに美を追求したことから、現代では人道的観点から完全な再現はほぼ不可能であるとされている。
ラヴェニール文明時代のある高名な老貴族が、リューズを鑑賞中に、興奮のあまり身体の限界を超えてしまうが、終わるまで見届けるぞ、リューズ終わるまで死なず!と叫んで、演目が終了した瞬間に死んだことが伝説となって生まれた言葉。なお、似たような事が頻発したことから、リューズは「魅殺し」「死早舞」などとも呼ばれた。
参考文献
『リューズの憂鬱』(エリル・イーレア)
『リューズ 幻の舞踊』(ジュレール・イーレイ)
類義・対義
類義:「リューズレイ人形師」(レヴァティス)