ヴルーグの変わり者う゛るーぐのかわりもの

変わり者の中にいると、普通の人が変わり者に見える、の意。

例えば、熱狂的なコレクター達が集まっている場所では、特に強烈なコレクション欲があるわけではない普通の人のほうが、「変わってるねぇ」と言われるような場合などに用いる。

ヴルーグは、レスターン森林湖だけに生息する非常に珍妙な外見をした水棲生物。どの種類もとにかく珍妙な外見をしていて、「普通(人間から見て)の外見」をした種がいないことから、「むしろ変わっているほうが普通」のような意味で使われるようになった。


訳注

ヴルーグ:レスターン森林湖のみに生息する、ユーモラスなシルエットにそぐわない鋭い眼つきがアンバランスで面白い水棲生物。眼つきから受ける印象とは全く正反対と言ってよいくらいに穏やかな性質であるため、ヴルーグを題材にした言葉や物語には、「見かけと中身が異なる」という内容のものが多い。


参考文献

『生物種類別ことわざ辞典「ヴルーグ」』(ディレル・アーティ)


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