ボフリに耳なしぼふりにみみなし

思い込みを戒める言葉。

ボフリには一見、耳が無いように見えることから、ボフリは目はいいが耳は悪い(聞こえない)と思い込み、夜にボフリの守る宝物を奪おうとして酷い目に遭った愚か者の民話(ヴェリアート)が由来。

思い込みで行動していると思われる人に、「“ボフリの耳”になっていないか?」と声を掛けるシーンはヴェリアートの映画や小説などでお馴染みとなっている。


訳注

ボフリ:大型の水棲生物。肉食性で、ソウコウリディンなどを捕食する。巨大な牙が特徴的。非常に気性が荒く、古から漁師やダイバーに恐れられており、「気性が激しい」「凶暴」「乱暴」の代名詞的存在となっている。


参考文献

『生物種類別ことわざ辞典「ボフリ」』(ディレル・アーティ)


Facebooktwitterlinkedininstagramflickrfoursquaremail
同じタグの他のことわざ