薄氷を爪先立って歩く(はくひょうをつまさきだってあるく) 慎重ではあるが、やり方が間違っている為に、かえって危険な状態に陥ることのたとえ。 薄い氷の上を歩く際に、氷を割ってしまわないよう慎重に静かに歩こうとして爪先立ちをすると、体重を爪先に集中させてしまって氷が割れてしまうことから。 参考文献 『ラディール俚諺集』(シゼ・カイザリー) 『氷言辞典』 類義・対義 類義:「川岸に寝床を作る」(ザヴァール族) 類義:「肉を抱いて寝る」(ラーグ族) 類義:「抱えた鞄は盗人を引き寄せる」(レスターン)