檻の中の猛獣を侮るおりのなかのもうじゅうをあなどる

想像力に欠けるせいで、相手の本当の恐さがわからないこと。

檻の中にいる猛獣を見て、全然、恐くないと馬鹿にする愚か者がいるが、檻を外した時のことを現実として想像できる人なら、そんなことは思わない、の意から。

ヴェリアートの動物輸入業者が納入先の客に、「何だ、全然、大人しいし恐ろしくもないじゃないか。何が危険な猛獣だ。もっと値段下げろ」と言われ、「じゃあ檻を外してやるから恐くないかどうか試してみやがれ!」と罵倒した言葉が(丁寧になって)広まったとされている。


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