レムールを睨み、爪を払い落とし、牙を折って目を潰し体当たりを止めるべしれむーるをにらみ、つめをはらいおとし、きばをおってめをつぶしたいあたりをとめるべし

言うだけなら簡単、ということを冗談めかして調子よく言う言葉。

勿論、「野獣の王」レムールにこんなことを出来る者などいない。

「出来るかそんなこと!」という話題で使って笑いを取るような場面で使う。


訳注

レムール:「野獣の王」と呼ばれる最大最強の捕食者で、古代より多くの神話や伝説、民話などでその強さを称えられてきた。個体数は非常に少ないが、遭遇すれば死は確実と言われ、「絶対の死」の象徴にもなっている。実際、レムールに滅ぼされた民族や村なども実在する。レムールには気品や気高さといったイメージもあり、王族や貴族の紋章などにもよく用いられていた。


参考文献

『生物種類別ことわざ辞典「レムール」』(ディレル・アーティ)


類義・対義

類義:「毒棘をつまみ取る」(ルグディール族)


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