リディンの顎りでぃんのあご

見た目だけで判断してはならない、の意。普段よく見るものほど、実はよく見ていないものである、の意でも用いる。

リディンの「下顎」は、実は「顎」ではなく、「脚」であることから。

生物学者や生物関連職の人間が観察の重要性を説く時に好んでよく使う言葉。


訳注

リディン:世界中の海や川、湖などに生息する、甲殻に覆われた身体を持つ水棲の捕食生物。1cmにも満たない種類から、3mを超える巨大な種までいる。最も繁栄しているグループの生物であり、確認されているだけでも3万種以上で、現代でも発見され続けており、10万種以上は確実視されている。身は美味で、古代より漁業の対象として非常に重要視されてきた。一般に下顎と思われている部分は、第一脚が変化したもの。


参考文献

『生物種類別ことわざ辞典「リディン」』(ディレル・アーティ)


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