ミレムに剣みれむにけん

弱者は何をしようが弱者である、の意。

ミレムは地球で言えば、小型の類人猿に当たる生物で、知能は高いが身体は小さく、また、牙や爪なども人間にとってはまず危険のない程度のものであることから。


訳注

ミレム:地球で言えば、小型の類人猿に当たる生物。知能は非常に高く、人にもよくなつくことから、古代より愛玩動物として飼育されてきた。ミレムの雄は、群れのボスを決める戦いを、直立しての走行による競争にて行う。これを「ミレム走り」と呼ぶが、この走る様子が人間を連想させることもあって非常に可愛らしく、古くから民話やことわざ、絵や歌など、様々な表現形式で親しまれてきた。


参考文献

『生物種類別ことわざ辞典「ミレム」』(ディレル・アーティ)


類義・対義

類義:「小舟に装甲付ける」(ラディール)

対義:「牙折れても野獣の王」(ザヴァール族)

対義:「湯に浸かっていてもラヴェニール」(テルン)

対義:「レルンは寝ていても強い」(ナーディル)


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